「行こうよ、俺と一緒に。さあ!」
アゲート・フローライト
属性:不思議系/明るい/学生
お勧め度:★☆☆☆☆
オリジナルキャラの双子の姉弟が主人公。
姉弟がクラスターE.Aへ転入してくるところから物語りは始まります。
女人禁制なため、姉のラピスは男装をして
弟のアウインは姉のサポートをするため。
そこまでして二人が転入してきた目的とは?
学園に眠る秘密とは一体なんなのか?
キーワードを集めながら謎にせまるもよし、
アゲート達と仲良くして学園生活をおくるもよし。
そんな感じのアドベンチャー(クラスターE.A.学園ADV)ゲームです。
…こんな風に紹介文書くとちょっと、面白そうな気がしてきましたが、
ぶっちゃけると微妙ゲーなので注意です。
ボイス有なのが唯一の救いです。
ゲーム中の会話コマンドで出来る会話は…。
会話というよりも一方的に相手が一言しゃべるだけです。
会話で取得したキーワードを見せると
それに関する一言を聞けたり、好感度が上がったりするんですが、
それで会話が発展したり、相手の態度が変わったりしませんorz
ゲーム開始後から最後までずっと同じ反応です。
演劇祭では主人公がお姫様役にされ、相手役として攻略対象キャラを選べて
二人で練習したり、上手く行けば本番終了後にダンスに誘ってもらえたりします。
オリエンテーリングでは二人っきりで夜の校内を回ったりできます。
ルートに入れれば、主人公がクラスターE.Aですごす最後の夜にちょっとした会話が発生します。
が。
甘い言葉などを期待してはいけません!
あくまで、友情どまりですので…。
初回特典のドラマCDはゲーム内であった演劇祭のお話でした。
アドリブを連発するアゲートに舞台は大混乱。
15分ほどの内容で8人もの登場人物がわいわいやってるので
アゲートの出番は多くもなく、少なくもなくって感じでした。
うーん。どの層を狙って製作されたゲームなのかさっぱりわかりません。\(^o^)/
キャラゲーにしてはワンパターンの台詞しか用意されてないし
アドベンチャーゲームにしても操作性が悪く、
台詞とまったく関係のない音声がながれるバグも見受けられます。
・移動が遅い
1マス動くごとに周りの景色が紙芝居のように動くので移動がすごくもっさりします。
他にも、ある程度まで聞かないと○ボタンが効かず、飛ばせない会話や
キーワードを見せた時の演出がカットできないなど…。
このゲームは移動して会話してキーワードゲットして移動してキーワード見せて…。
その繰り返しがメインになるのでこの微妙な間が不自由きわまりなかったです。
・スチルのほとんどが立ち絵の使いまわし
苦労して集めたキーワードを組み合わせて
出てきたスチルが使いまわしだったときの落胆感といったら…。
(書き下ろしのもありますけど、ほとんどが使いまわしです)
・セーブが、寝る前の一回しかできない。
クイックロード、セーブなし!
まともにキーワード集めしようとするとかなり時間がかかるのでこの仕様はちょっと…。
プレイ初日から(難易度以外で)投げかけたゲームはこれが初めてです。
なんと恐ろしいゲーム…!
売ってしまおうかとも考えましたが、コレクションモードで聞けるボイスのために思いとどまりました。
しかし…アゲートだけは気力でクリアしましたが…。
さすがにほかのキャラまで攻略する気には…orz
あとはアニメ本編を見ていないと解りにくい設定もあります。
マーベラス不振に陥りそうだった1本でした\(^o^)/